ヒゴタイ(平行帯・平江帯・肥後躰)は、朝鮮半島が原産地で、朝鮮半島と九州が繋がっていた時代から分布し、太古の名残りの植物と言われています。アザミに似た葉には棘があり、球形の花は瑠璃色の小さい花が集まっています。九州では普通に見られていましたが、生育環境の悪化により野生種は激減し、絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)になっています。
変わった名前ですが、貝原益軒の大和本草(1709年)に「平行帯(ひんこうたい)、花 瑠璃色なり、葉は、敗醤(おみなえし)に似たり」と、記述されています。園芸種にはヨーロッパ原産のルリタマアザミ(瑠璃玉薊)があります。
ヒゴタイ
: キク科ヒゴタイ属
: 愛知県・岐阜県・広島県・九州中部の九重山から阿蘇山周辺
: 多年草
: 草丈 70〜180cm
: 花の直径 〜5cm

ヒゴタイ (8月20日、軽井沢町植物園で撮影)
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変わった名前ですが、貝原益軒の大和本草(1709年)に「平行帯(ひんこうたい)、花 瑠璃色なり、葉は、敗醤(おみなえし)に似たり」と、記述されています。園芸種にはヨーロッパ原産のルリタマアザミ(瑠璃玉薊)があります。
ヒゴタイ
: キク科ヒゴタイ属
: 愛知県・岐阜県・広島県・九州中部の九重山から阿蘇山周辺
: 多年草
: 草丈 70〜180cm
: 花の直径 〜5cm

ヒゴタイ (8月20日、軽井沢町植物園で撮影)
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